2021年10月の写真は、「人工海浜3」です。
以前にも載せた「人工海浜」「人工海浜2」シリーズの続きです。
私の家から歩いて10分ぐらいにある海岸を気が向くと撮影しています。
今回の写真は先月に撮影したものですが、そろそろこのシリーズもまとめて写真展ができればいいなぁと考えています。
でも、いつでも撮影できる場所というのは特別気合が入らなくてダラダラと撮影していまって、なかなかまとまりません。
それでも撮影に出かけてみるといつも新しい発見があって、人工の海岸とはいえ結構楽しい。
一枚目の作品は、夕日が当たって光り輝く水しぶき。
最初は、岩に当たる夕日の輝きを撮影していましたが、撮っているうちにしぶきが輝いていることに気が付き丸ボケがでるように絞りを開放にして撮影。
こんなオレンジの丸ボケが飛び散ることになるとは全く想像していなかったので、ここ最近で一番面白い発見でした。
2枚目は貝に近寄って撮影。
これも本当は貝が光り輝く感じを撮りたかったのですけれど、波が来たり引いたりしてすぐに状況が変化してしまいなかなかうまくいきませんでした。
もう少し追及してみたい被写体です。
ここは人工の浜ですが、貝がたくさん育っていて潮干狩りもできます。
一度、大きなホンビノス貝をいくつか取って食べてみましたが、なかなかおいしかったです。
3枚目は、水位の上がった日のテトラポッドの頭達。
海岸にはところどころにテトラポッドがありますが、水面から頭を出す感じがかわいくて上手く撮ろうと挑戦中。
手前のテトラポッドに三脚を立てて撮影しているので、構図を決めるのが難しく、足場が不安定で結構怖い。
長靴を履いているので私が落ちても大丈夫ですが、カメラが落下したらアウトです。笑
4枚目は少し引き潮の日、遠浅の浜辺が光る様子を撮影しました。
海は引き潮の時が断然面白い、と思っています。
普段見えない景色が顔を出し、いつもの海が楽しくなります。
この作品はモノトーンっぽくなっていますが、カラーです。
逆光だとこういう感じになりやすいですが、湿気や雲の様子で写る色も様々で同じ海でも面白いなぁと思います。
最後の写真は、岸壁のコンクリートブロック。
向こう側がぼやけているのは、海水を被っているので徐々に消えていく感じになります。
潮の干満状況、風と波、太陽の方向など微妙に状況が異なりあれこれ位置を変えているうちに日が沈んでしまいます。
ここは何度も撮影していますが、なかなか満足のいく写真になりません。もう少し頑張って撮影してみようと思います。
10月になり、緊急事態宣言も解除され少しは遠出をしても良い感じにはなってきましたが、しばらくは地元で地味に撮影を続けます。
身近なものに目を向けると面白い被写体はたくさんありますし、発見する喜びを感じたり物を見る目を養えます。
海外に出て息をのむような風景を写したいという気持ちもありますが、まだまだ自由に旅行できる日は遠いのでしょうか・・・