2021年11月のスライドショー写真は、グレイシャー国立公園(Glacier National Park)になります。
先月は、新作を撮影している余裕がなかったので、昔の写真の蔵出しになってしまいました。汗
毎月、テーマを決めて新しい写真を撮る!と思っていましたが、やはり日本で写真を撮るって私には難しいです。
あ~、またアメリカ大自然のような写真撮りたいなぁ~!
と、嘆いていても仕方ないので、2009年にモンタナ州にあるグレイシャー国立公園に行った時の写真を載せてみます。
この公園には一度しか行っていないので、あまり詳しくもないし記憶も曖昧になっていますが、私がよく行っていた「乾いた大地」とは少し趣が違う、水のある潤った風景でした。
まず、一枚目の写真はセントメアリーレイク(St. Mary Lake)。
バックの山々や湖に浮かぶ小島(Wild Goose Island)などが特徴的でとても美しい湖でした。
ここには何度か足を運び、色々な感じの写真を撮りました。
この日は、雨の降りそうな曇り空の朝でしたが、朝日が当たる一瞬だけ赤くなってくれた奇跡の瞬間でした。(大袈裟?笑)
最終日には、虹も出現してとても不思議な感じでした。
2枚目は、スウィフトカレントレイク(Swiftcurrent Lake)。
これも、私の背後から太陽が昇ってきて向かいの山に朝日が当たって黄金色に輝いた瞬間でした。
この辺りは「メニ―グレーシャー(Many Glacier)」と呼ばれる地域で、多くの氷河湖が点在している美しい場所です。
湖畔にホテルが建っていて、そこに滞在しながら湖を見たり、ハイキングをしたりして楽しみました。
3枚目は、水の色が不思議なグリネルレイク(Grinnell Lake)。
この日は、グリネル氷河に登るレンジャーツアーに参加しました。
そのハイキングコースの途中で、こんな美しい湖が眺められる場所にやってこれてとても感動しました。
でも、その頃は体力もなく、標高が高い場所なのでみんなから遅れながら息を切らしながら歩くのがやっと、という情けない私でした。
今となっては良い思い出ですね。
4枚目は、レッドロックフォールズ(Redrock Falls)。
ここも先程のメニ―グレーシャーという地域にあります。
バックの山もきれいですが、見たこともないような赤色の岩からなる滝でした。
最後は、ゴーイングトゥーザサンロード(Going-to-the-Sun Road) にあるヘイスタッククリーク(Haystack Creek)。
ヘイスタックとは、干し草が積んであるもの。
階段状の岩を箱状の干し草が積まれていると例えて、そこを流れる小川(クリーク)という感じでしょうか。
この場所が特別なわけではなく、こういった小さな滝が、ゴーイングトゥーザサンロードの道沿いのあちらこちらにたくさんあってとても面白いと思いました。
写真を見るとさすがに氷河だけあって、水が豊かですよね。
そして、岩や地層の豊かなバリエーションとスケールの大きさ。日本ではなかなかない風景です。
この公園に行ったのは、8月の夏でしたが、あまり天気がよくなくて楽しめなかった気がします。
大好きなビッグホーンシープには一頭だけ会えましたが、憧れのマウンテンゴートは、はるか遠くから見ただけでしたので、またいつか会いに行きたいと思っています。
★公園公式サイト(英語)→ Glacier National Park