蓮 2023

昨年に引き続き、今年も行ってきました、千葉市にある「ハス品種見本園」。

今年は7月の毎週末のべ10日間の開放日があり、そのうち4日間行ってきました。

朝7時開園ということで昨年(朝6時)よりは遅い時間の開始ではありますが、閉園の10時まで炎天下の中撮影。

汗だくになりながらきれいな蓮の花を観賞できました。

でも、相変わらず花の写真は苦手ですし、見本園なので背景がそれほど良くなく工夫しないと良い写真は撮れません。

図鑑写真になってしまいがちな花の写真をどう撮るか、まだまだ課題は尽きませんがとりあえず撮ってきたものを掲載してみようと思います。

 

まずは、私のお気に入りの白い蓮の花。いつ行ってもきれいな花がついていました。

今気が付きましたが、私が気に入って撮ってきたものはこういう花びらがたくさんある蓮が多いですね。

華やかで美しい❤

 

 

こちら↓の花は花托がちょっと変わっていますね。

 

これも花びらがたくさんあるタイプですが、開いていない状態でも「美しい~!」と、うっとりしてしまいました。

 

それから太陽が高く上がってくると透過光で花びらが美しく、それをなんとか表現したいと頑張りましたが、難しかったです。

 

 

こうやって拡大してみると、花びらの表面が微妙にキラキラしていてとても美しい。

 

そして、果托を多重露光で撮ってみました。

花の中心にあるときは「花托」で上のような状態になると「果托」ということを昨年知りましたが、この見本園にある果托はとても大きくてそれだけでも絵になります。

果托は宇宙人のような不思議な生き物のような感じがするのは私だけでしょうか?

 

昨年、雨の時に水玉を撮影したのが面白かったので今年もトライしたかったのですが、生憎、雨の日はなく誰かが霧吹きで吹き付けたものを撮らせて頂きました。

因みに、霧吹きの水は園内でくみ上げている井戸水を使用だそうです。水道水ですと塩素で色が脱色されてしまう可能性があるからとか。

 

この見本園には昆虫などもたくさん集まってきていました。

花の中に小さな虫が大体いますが、トンボもたくさん飛んでいました。

中でも今回初めて目にした蝶トンボ。

ちょっと羽がボロボロになっていまっているのが残念ですが、光に当たると虹色にきれいに輝きます。

でも動きが早いのでなかなか撮影が難しかったです。

最終日にはもう姿はなかったので、見られる期間も限られているようです。

今年はこんなトンボしか撮れなかったので、来年はもう少し羽がきれいなうちに撮ってあげようと思いました。

 

赤とんぼや青トンボもたくさんいました。

 

 

そして、小さなカエルが葉にのったまま動かないでいたのを気が付かないで撮影していました。

カエルに似た変な物体が葉にのってるなぁ~ぐらいな気持ちでしたが、後で見てみてびっくりしました。

1センチぐらいの小さいカエルです。逆光なので、暗くてよくわからなかったのですが、パソコンで明るくしてみるとこんな姿が現れました。笑

この葉は次に出てくるバージニアの葉で、来週に花が咲かないかな~と眺めていた時のものです。

 

そして、願いが届き珍しい黄色い蓮「バージニア」が開放日の最終日に見事に咲いてくれてとても嬉しくなりました。

図鑑写真ではありますが、記念に撮りました。

この見本園はボランティアの方によって運営されていますが、そのボランティアの方もなかなか目にすることができない、ということでした。

つぼみがあっても花が開かないことも多く栽培が難しい品種らしい。

ボランティアの方に知り合いがいて、最終日にきれいに咲きそうだという情報を頂き、最終日に行ってみましたがタイミング良く2日目の花を目にすることができました。

 

蓮の花はとても美しく、花の写真はあまり撮らない私でもついつい撮りに行ってしまいます。

暑くて蚊に刺されることも多いですが、また来年も撮りに行こうと思います。

 

 

 

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