銚子 2023

今回の作品は、先月、銚子市で撮影した写真になります。

2022年5月にも銚子は掲載しましたが、もう一度行ってみたいと思っていたので、11月11日、12日と一泊二日で行ってきました。

ところが、11日はものすごい強風の日となり、撮影はできないかな、と思ってとりあえずお弁当を食べるために屛風ヶ浦の駐車場に行きました。

車が風でグラグラ揺れるほどの風で心が折れそうになり、ウジウジどうしようかと車で待機していたところ、海岸にカモメが強風に耐えるためなのかずらっと一列に並んでいる様子が見えました。

面白いので撮影にでてみると、夕日が海岸線に反射する中、かわいらしい鳥の姿がありました。

じっとしているようで、見張り役の鳥が合図を出すのか、ジリジリと私から遠ざかっていったりもします。

倒れそうになるぐらいの強風でしたが、そのおかげで見たことのないような海の情景が目の前に広がっていきました。

 

風で海水が霧状に飛んできたり、水面に風紋が加わったり。(意味わかります?)

潮風でレンズが曇るのを取りながら、寒さに震えながらでしたが、あまりの美しさに夢中で撮影してきました。

 

身体は冷え切り、機材は潮でベトベトになりましたが、つくづく悪天候の時ほど撮影に行くべきだなぁと痛感した日でした。

なかなか勇気がいりますが・・・

 

前回、車中泊をした犬吠埼灯台近くの公園に行き、この日も宿泊することにしました。

でも、ずっと風が強くなかなか眠れない夜となりました。

翌朝は、犬吠埼灯台下にある岩場で撮影しようと日の出前に行ってみましたが、驚くほど多くの人が来ていてびっくりしました。おそらく日の出をここで迎えようということなのでしょうが、駐車スペースもほとんどなく最後の1,2台分のところに無理矢理停められた感じでした。

犬吠埼灯台下の岩場は「白亜紀浅海堆積物」が国の天然記念物になっているような古い地層になっていて、一億年前の恐竜時代の地層が見ることができるそうなんです。

どれがそれなのかはわかりませんが、面白い地層や岩があちこちにあってこれを素敵に撮りたいと挑戦していますが、なかなか難しい。

ここでこのショットを撮影したところで、車に忘れ物(撮影に必要なフィルター類)をしたことを思い出し取りに帰ることに・・・涙

その前にも三脚を忘れたり、かなりぼ~っとしていた朝でした。

 

岩場に戻ってきたところですぐに日の出になってしまい、撮影場所もままならないまま、この一枚。

本当は太陽の前に波がバシャ!というのを狙いたかったのですが、すぐに太陽が昇ってきてしまい、これが一番マシなショット。

その後は、どこで何を撮ったらよいかウロウロする時間が多くなってしまいました。

そういう時は、執着せず場所を変えたりぼ~っと景色を眺めたり、色々試行錯誤を続けました。

とにかくここは岩のボコボコが面白い。

こういう脆い岩肌でも、ずかずか足を踏み入れることができてしまいますが、本当に踏んでしまって良いのか躊躇してしまいます。

穴の開いた岩に波が打ち寄せて泡になっていたので、撮影してみたところ、虹色の光が写ってくれました。

 

 

ボコボコの岩が面白いですが、そこに水が溜まり、太陽も高くなってキラキラしてきてとってもきれい!

 

 

波が岩に打ち寄せるのを撮影してみたり・・・

 

面白い岩場を長秒撮影してみたり・・・

岩場はやはり好きなようで、いくらでも時間を費やしてしまいますが、疲れたので終了。

 

宿泊した公園に再び戻り、お昼近くに朝ごはんを頂き、早めに帰ろうかとも思いましたが、中央の光る岩(↓)に呼ばれたようで、写真を撮りにいきました。

そうこうする内に日も傾いてきましたが、夕日の時間までいると遅くなるので、帰ることにしました。

ところが、車を運転している内に空がとてもきれいな夕焼けになってきて、「あ~どうしよう!」と思ってもすでに時遅し。

帰り道はグーグルマップにお任せで何も考えずに出発していて、(帰り道でも撮影できそうな場所を通るなど)もっとよく考えて道も選べばよかった、と後悔。

見たことのないぐらい美しい夕焼けを横目で見ながら泣く泣く帰ることにしました。

 

今回、屛風ヶ浦も撮影できなかったのもありますし、また銚子には行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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