Yosemite 2007

ホームページのスライドショーを更新いたしました。(2020年6月2日)

今回の写真は、2007年に撮影したヨセミテ国立公園のものになります。

当時、米国カリフォルニア州のシリコンバレーと呼ばれる場所に住んでいたので、ヨセミテ国立公園には車で4時間ほどで行くことができました。

2007年には5回も訪問していて、延べ12日間分の写真がありました。

当ウェブサイトのトップのスライドショーに使用する写真用に横長にカットしてみると、普通の縦横比とはまた違った感じになり新しい発見があったりして楽しい作業となりました。

 

最初の作品は、3月3日 朝9時半ごろ撮影した彩雲の写真です。

ヨセミテ国立公園ではよく彩雲を見かけました。

空に大きく虹色の雲がかかってとてもきれいなんです。

でも、現れているのは短い間なので、「消えないで~!!」と祈りながら上手く撮れる場所を探しながら急いで撮影しました。

 

2枚目の写真は3月4日朝7時半ごろ撮影。

3月でもまだ雪がありとても寒い朝でしたが、日の出後、気温が上がり始めると靄(もや)がかかり幻想的な風景になってくれました。

雪のヨセミテはとてもきれいなのですが、雪のシーズンに行くのは大変。

この前日にも雪にタイヤがはまってしまい、しばらく動けない事態になってしまいました。

 

3枚目の写真は季節変わって夏の7月9日朝6時ごろ撮影。

ここはヨセミテの中でも高地にあるLembert Dome という岩山に登って撮影しました。

ヨセミテにはこのように大きな岩の上に小さな岩(と言っても人の背丈ほどの大きさ)が転がっている、という景色がたくさんあります。

噴火で岩が飛んできたのか、氷河によるものなのか、詳しいことはわかりませんが、こういう岩の景色に私はなぜか心惹かれるものがあります。

この場所はそれほどメジャーなところではありませんが日の出の太陽を拝むことができる素敵なポイントでした。

 

4枚目の写真は、サドルバックレイクループで撮影したものですが、ここは正確にはヨセミテ国立公園の外にあるハイキングコースになります。

7月10日に撮影しましたが、夏でも残雪があるような高い山々(4,000 m級)が見える美しい天国のような場所でした。

ハイキングコース自体は標高3,000 mの場所にあるので、少し歩くだけでも息が上がり結構大変ですし、夏が短い場所なので蚊の襲撃が激しく、写真を撮っていても蚊が写りこんでしまうほど。

それでも行く価値のある素敵な場所です。

 

最後は、11月4日センチネルドームで撮影した岩山の上で逞しく生きる樹。

ここは絶景や美しい夕日を見ることができる岩山で、私の大好きな場所です。

でも写真は結構難しいし、駐車場から遠いので夕日までここに居ると帰りは暗い道を帰らなくてはいけないのですが、ついつい行ってしまいます。

 

 

2007年というと今から13年も前。

若かったなぁ~と思います。笑

写真も初心者なのでただ撮っているだけ、というものがほとんどですが、素直な心でストレートな表現がその場所の感じがそのまま現れていて、今見ると懐かしさがこみあげてきます。

その当時は見慣れてしまってありふれた風景だと思っていましたが、日本に帰ってきてしまった今、あの大自然の雰囲気といいますか、場所に漂う空気感みたいなものにまた触れたい、と憧れてしまいます。

ヨセミテは日本からでも行きやすいので、また行こうかな、と考えたりしますが、このコロナ騒ぎでしばらくは(1~2年?)無理でしょうか・・・

 

ヨセミテ国立公園の新緑の季節は本当に美しい。

丁度、今頃の季節ですね。

しかし、今年はコロナの影響で公園は閉鎖しているようです。

おそらくアメリカのどの国立公園も閉鎖しているのでしょう。

でも、人間が来なくなって排ガスが減り、自然環境が少しでも改善されれば良いことですね。

そういう観点から、もうしばらく閉鎖が続いてもいいのかもしれません。

またいつか行くことができるまで写真を見ることで我慢、我慢。

[ Yosemite 2007 ]Blog,撮影場所2020/06/03 23:03

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