ホワイトサンズ 2008

ホームページのスライドショーを更新いたしました。(2020年8月1日)

今回の写真は、2008年5月にニューメキシコ州にあるホワイトサンズ国定公園を訪れた時のものになります。

ホワイトサンズにはこれよりずっと前、テキサス州に住んでいた頃、観光で訪れていてものすごく面白い場所だなぁと思ったのが初めてでした。

写真を撮るのが目的でホワイトサンズに行ったのはこの2008年5月が初めてでしたので、どこをどう撮ったらよいのか全くわからずヘンテコ写真ばかりでしたが、それ以来すっかりはまってしまい、この後、9回も訪問して写真展を開催(2016年)するまでになってしまうのでした。

 

これは5月のメモリアルデー(5月最終月曜日)の休みを利用して行っているのでホワイトサンズは猛暑。

なので撮影できるのは夕方少し日差しが傾き始めた頃でした。

真っ白なホワイトサンズも良いけれど、夕暮れ時のホワイトサンズは本当にきれいです。

 

ホワイトサンズは砂が石膏でできているので砂自体は白いのですけれど、日の光によって見え方は千差万別。

砂が湿っていたり、曇り空だとグレーがかったあまりきれいではない感じになったりします。

 

 

砂丘の最大の魅力のひとつは風紋でしょうか。

風紋は一つとして同じものはなく、どれもがただただ美しい。

どこに行ってもきれいな風紋だらけなので、いつまでも飽くことなく撮影していました。

 

 

これ↓は砂丘を探検していて発見した砂のオブジェ?

後に、石膏スタンド(植物により形成される)と言うものだと知るのですけれど、不思議な感じがして気に入ってずっと撮影していました。

 

 

アメリカに住んでいたこの当時は夫も一緒に撮影に行っていました。

どちらかと言うと夫の方が真剣に撮影をしていて、私はオマケという感じで観光気分で写真を撮っていました。

ホワイトサンズのハイキングコースには迷子にならないように目印の「杭」が打ってあるのですけれど、そういう場所には足跡がたくさんあったり、人がいるのであまり良い写真は撮れません。

良い場所に行くには迷子になる覚悟で砂丘の奥に入っていく必要があります。

そのためにはハンディーのGPS機器(この頃はスマホもないですから)をもっていき、自分の歩いた軌跡を残し、帰りはその通りに歩いてくる必要があります。

この時は一つしかGPSがなく、GPSをもっている夫はどんどん一人で奥に入っていき、私は取り残されてしまいました。😢

それを恨めしく思い、この写真↑(中央の人が夫)を撮りました。笑

この後、もちろん私用にGPSを買いました。

 

 

ホワイトサンズの写真を見るとよくわかるのですが、「影」が青いことに気が付いていらっしゃるでしょうか?

私はずっと「影」はと信じていたのですが、アメリカではいのです。

カリフォルニア州に住んでいた頃、私はランドスケープアーキテクチャーというものを学んでいました。

公園や庭などの建築の外側を設計する仕事なのですが、その時、デザイン画を描くのに「影」を藍色で塗る人が多くいたのです。

ものすごくビックリしたのですが、確かにアメリカ人にとって影はブルーなんですね。

きっと湿度の違いなのでしょうか。

もちろん、アメリカでも影が黒いことも多々ありますが、ホワイトサンズに行くと特に影はブルーなんだということを実感するのでした。

 

話が逸れましたが、この2008年5月のホワイトサンズ訪問から私はすっかりホワイトサンズに恋してしまうのでした・・・

 

 

 

 

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