2022年11月の作品は、千葉県南房総市富浦町で撮影した写真になります。
10月半ば頃、久しぶりに車中泊(とはいえ一泊)をして撮影してきました。
暑い夏の間は、なかなか車中泊も厳しいので家の近所で撮影をしていましたが、季節も良くなってきたので、房総半島シリーズの続きを再開しました。
今回は「大房岬(たいぶさみさき)自然公園」と「雀島&船虫島」に行きました。
大房岬は、9年程前、義父母とここにあるホテルに宿泊したことがあり、また行ってみたいと思っていた場所でした。
その時は、早朝、海岸で写真を撮ったぐらいで、公園内のことはよくわかっていませんでした。
今回は、まず公園全体の様子を把握しようと散策。
三脚や多くの機材は持たないで、カメラだけを片手に身軽な装備です。
気軽な気持ちで歩き始めましたが、公園内は起伏があり、海岸に出るには急な階段を下り、帰りはまた上るの繰り返しで、半日で筋肉痛に襲われるという(日ごろの運動不足がたたり)情けない状態になりました。
そうこうする内に、夕方になったので、駐車場近くの海岸で撮影することにしました。
ここは「タイマイ浜」という名前がついていて、とてもきれいな砂浜でした。
そして、嬉しいことに「天使のはしご」が出現。
この海の先は伊豆半島でしょうか。
こういう光芒は単純に「わ~、きれい!」と(ありきたりではありますが)ついつい撮影してしまいます。
この日の夕暮れはいつまでもオレンジ色の空が残り、薄暗くなってもきれいな光を撮ることができました。
翌朝もこの浜で撮影してみましたが、水がとてもきれいです。
私の家の近くには、埋立地にできた「人工の海岸」がありますが、やはり「本物の海岸」は自然できれいで趣があっていいなぁ~と痛感。
早朝撮影に疲れたので、駐車場に戻り朝食を食べた後は、前日に下見をした岩場で気になる場所があったので、再び行ってみました。
前日はよく晴れていたのでコバルトブルーやアクアブルーのきれいな色だったのですが、翌日はどんよりした海水の色になっていたので、やはりきれいな瞬間はその時撮らないとダメだなぁ、と後悔・・・
でも、丸い石ころ達が水の中に見えている様子が頭から離れなかったので、撮影できてよかったです。
ここは、増間島という小さな島↓が見える場所でもありました。
頭上には岩山を切り出した絶壁があり、かつて要塞に使われていた様子をうかがい知ることができる場所でもありました。
※ 大房岬は黒船来襲の時代から太平洋戦争まで、日本の防衛の砦として使用された。今も大房岬砲台跡(東京湾要塞)が残っている。そのため、昭和初期には軍部の方針などで地図から大房岬の存在が消されていたこともあるという。(Wikipedia より引用)
頭上を飛行していたトビ(?)↓ とってもカッコ良かった!
前にも書きましたが、ここに来るには急な階段があり、重い機材と共に歩くのは、(最近そういうことはしていなかったので)かなり息切れしてしまいました。
つくづく、筋力が落ちた!と痛感したハイキングでした。
毎日、犬の散歩で結構歩いているつもりでしたが、平行移動だけでは筋力はついていないのですね~きっと。
帰ってから数日は筋肉痛でロボット歩きになっていました。笑
さて、話を撮影に戻して・・・
2日目の夕方は、以前、何度か訪れている雀島&船虫島に立ち寄ってから帰ることにしました。
右側が雀島で左側が船虫島です。
「島」と言っても、かつて陸だった土地が侵食されてできた大き目な岩、という感じで(前述の増間島もそうですが)こういうのは色々なところにありますね。
この雀島&船虫島は気軽に行けて、夕日のきれいなスポットなので、とても気に入っています。
また何度でも行ってみたいと思います。
1泊2日の短い日程でしたが、久しぶりに楽しいミニ撮影旅行となりました。