2024年2月の作品は、昨年12月に撮影してきた千葉県房総半島の海の写真になります。
毎月、車中泊で1泊2日の撮影旅行(ひとりで)をすることがルーチンになりつつありますが、どこに行こうか毎回とても悩みます。
日没と日の出の太陽の位置と撮れそうな風景のイメージを考えて場所を決めますが、どうしてもよく知っている場所を選んでしまう傾向があります。
今回も以前行ったことのある根本海岸と千倉の海をメインの撮影地として選びました。
冬は日没時間が早いので、到着が遅くなると撮影時間が短くなってしまうのですが、私は準備に時間がかかる人なので今回も日没近くに到着してバタバタと撮影することに・・・
根本海岸は写真家に人気の場所で、時々撮影会などが行われたりします。
この時は撮影会はありませんでしたが、一人の男性が撮影をしていたので、その人と場所がバッティングしないように考えながらの撮影になってしまいました。
本当は一人で自由に撮影できれば良いのでしょうが、誰かが撮影していたらそこには執着せずもっといい場所があるかもしれないと気持ちを切り替えて撮影するようにしています。
根本海岸は岩が面白い海岸で潮の干満によって出現してくる岩が変化していつ行っても面白い。
あっという間に夕日になってしまい太陽が沈んでいきました・・・
太陽が沈んだ後には、空が赤くなり少しドラマチックになってくれました。
根本海岸は洗濯岩のような岩が特徴的です。
空の赤みがひいてしまった頃、潮が引きこの岩が出てきました。
不完全燃焼の撮影になってしまいましたが、根本海岸は好きな場所なので来れてよかった、ということにして終了です。
暗くなりましたが宿泊場所の公園に向かいます。
初めて泊まろうとあらかじめ決めていた公園の駐車場に行ってみるとトイレにトイレットペーパーがありません。
宿泊する時、まずトイレをチェックしてなんとなく嫌な感じがするときはそこでは宿泊しないことにしています。
トイレットペーパーが無いことはよくあるので持参はしていますが、管理が行き届いていない公園はなるべく避けた方が賢明かな、と思っています。
で、以前にも泊まったことがある千倉の公園に移動することにしました。
そうなると計画していた早朝の撮影場所も変わってしまいますが、それはそれでOKとします。
翌朝、目覚ましをかけましたが2度寝をしてしまったらしく予定時間より遅くに撮影場所に到着。
どこで撮ろうかウロウロしているうちに日の出となってしまいました。
千倉にあるこの海岸は名もない海岸ですが、岩がミルフィーユみたいな層になっていて気に入っています。
ミルフィーユ岩は面白いのだけど写真はなかなか難しいですね。
また良い写真が撮れるようにトライしようと思います。
太陽が高くなり始めましたが、しつこく撮影してしまいます。
早朝の日の光ってとてもきれいなので逃すのはもったいない、と思ってしまいます。
海面のゆらぎが岩にうつってとってもきれいです。
それを飽きずに撮影してしまいました。
公園に戻って遅めの朝食を頂いて次に向かったのは(千葉県館山市の)沖ノ島。
どのような場所なのかは謎でしたが、面白いかな?と思い行ってみることにしました。
島といっても地続きになっていて、こんもりと木々が生い茂っていてアップダウンする散策道を歩いたりする観光スポットのようです。
が、私はそこに行く前に海岸で水面を撮影して楽しみました。
水が透き通ってきれい。
そして、岩に生えた藻がきれいでした。
そうこうしているうちに夕日の時間が迫ります。
夕方の撮影地は違う場所に決めていたので急いでそこに向かいます。
保田海岸は何もない海岸ですがとても気に入っている海岸のひとつです。
海岸にはなぜかシーグラス(角が削れたガラス片)がたくさん落ちていて、前に来た時には時間を忘れてたくさん拾ってしまいました。
本当に何もない砂浜なので泡や波を撮ったりして、夕方のオレンジ色に輝く時間を楽しみました。
そして、この海岸からは富士山が小さく見えるのですがこの日はきれいなシルエットになってくれました。
房総半島の海は場所によって色々な表情を見せてくれます。
山や緑も良いけれど、今は海の撮影がマイブームで楽しい❤
同じような写真になってしまうかもしれませんが、また行きたいと思います。