2021年5月の写真は、アメリカ ユタ州にあるブライスキャニオン国立公園です。
ここは、柱状の奇岩が無数に立つ円形劇場のような地形が特徴の赤土(オレンジ色土?)の公園です。
標高が2,000m以上あるので、夏でも涼しく、冬には雪に覆われる独特な景観は非常に美しく、観光客に人気の場所だと思います。
ここには、私は2009年に夏と冬の2回訪れていて、今回はその2回で撮影した写真の中から選びました。
ブライスキャニオンは展望台が何か所かあって、そこから眺める奇岩群がただただ圧巻!という絶景です。
この写真は早朝、朝日が昇るのを狙って撮影しました。
太陽が写っている写真も撮りましたが、この雲間から差し込む光芒の方が気に入っています。
展望台からの景色も良いですが、ハイキングをして奇岩の中に入っていくのもおススメです。
不思議な異次元の世界に入り込んでしまったかのようです。
そして、次の2枚の写真は冬に訪れた極寒のブライスキャニオンです。
マイナス20度ぐらいの日もあり車が動かなくなっている人もいて、命がけでした。笑
でも、雪を被ったブラスキャニオンは本当に美しく、来てよかった!と感動しました。
最後の写真は、死ぬほど寒かったけれど、早朝、暗いうちから出発して、月光に照らされたブライスキャニオンを撮影しました。
遠くに見える灯りは、宿泊したホテルがある町のあかり。
普通は人工物は入れないで写真を撮るようにしていますが、これはこれでアリかな、と思いあえて入れて撮影しました。
空気が乾燥しているので、月明りが本当に明るい。
宇宙から降りそそぐ大照明ですね。
展望台からの写真はどれも同じような感じになってしまいがちで、案外カッコよく撮るのは難しいと思いました。
それでも、朝晩、あれこれ工夫しながら撮影してみました。
とにかく雄大な景色が素晴らしいブライスキャニオンでした。
また行きたい!
※ 参考リンク:ブライスキャニオン国立公園ウィキペディア(日本語)