2021年7月の写真は最近撮影した初夏の植物です。
緊急事態宣言が続いていた首都圏に住む私は、すっかり出不精になり、最近は近所の何気ない風景に目を留めるようになってきました。
6月初旬はアジサイが色とりどりの花を咲かせ、最近ではハスの花が美しい。
先月、気の向くままに撮影した植物の写真を今回はアップしたいと思います。
アジサイは実に多くの種類がありますね。
この写真のアジサイは一つの房の中に色々な色が混ざり合ったとてもきれいな種類でした。
撮影に行った時は雨上がり後の晴れた日で、色がとてもきれいに出てくれました。
この時が一番旬な時だったようで、後日また行ってみるとすでに茶色くなり始めていたので、アジサイも撮る時期がとても大切だなぁと痛感したのでした。
花が重なり合っているのは、最近マイブームの(2枚を重ねる)多重露光で撮影しています。(後で合成したのではありません。)
多重露光はピントの合わせ方、被写体の配置などとても工夫と根気が必要で、まだまだ研究していきたい技法だと思っています。
次の写真もアジサイですが、マクロレンズでガクアジサイの中央部分(花梗(カコウ))を撮影してみました。
マクロの世界って楽しいですよね。
肉眼ではあまり見ない不思議な世界が広がっていることがあり、面白いなぁと思ってしまいます。
次は家の近所にある木「シマトネリコ」で、最近、白いフワフワの花が咲いて、きれいだなぁと思っていたものを撮影してみました。
これも多重露光で撮影しているので、木の様子がはっきりとはわかりませんが、爽やかな初夏の雰囲気を出そうと試みました。
次はこの時期の写真撮影の定番「ハス」です。
何の ”ひねり” もないですが、柔らかい雰囲気に仕上げてみました。
ハスの写真はあまり撮っていないので、まだまだ上手くいきません。
夜明けと共に撮影できると良いのかもしれませんが、そこまでまだ気合が入っていません。(軟弱です。笑)
ハスの名所にも行ってみましたが、人が多すぎて撮影に集中できないし、三脚も使えなかったのであえなく退散。
上の写真は比較的近くにある小さな公園で撮影してみましたが、やはり手入れがあまりされていないので、花の美しさは名所には負けますね。
もう少しハスの花の撮影は要研究です。
最後は、同じ公園で撮影した雨粒が美しいハスの葉。
花の撮影を諦らめた私は「葉っぱ」に注目。
少し前まで降っていた雨粒が美しくのって「アート」になっていました。
こんな感じで、アメリカの大自然とは全く違う小さな世界の写真ですが、それでも新しい発見がいっぱいあって、とても楽しく撮影しています。
たとえ小さな自然であっても、ふれあっているだけで豊かな気持ちになってくるから不思議です。
人間の世界では色々なことが起こっていても、季節はめぐり、例年のように花は咲いてきます。
ありがたいことですね。