私の住む千葉県では、寒い冬も終わりを告げ桜が満開となる春がようやくやって参りました。
皆様はもうお花見はされましたか?
さて、3月中旬頃、久しぶりに房総半島へ撮影に行ってきました。
振り返ってみると実に一年ぶりに房総半島を訪れていたということがわかりびっくり。
毎月のように行っている気になっていましたが、一年間、千葉以外のところに行ったり、なかなか撮影に行けなかったりして房総半島にほぼ一年出かけていなかったのです。
それはさておき、以前から行ってみたかった「千葉の秘境」と言われているところに今回行ってみました。
「秘境」と言っても所詮千葉県ですので、あまり期待はしないでくださいね。
まずは沢歩きで行く「梨沢不動滝」。
本当は更にその先の「七ツ釜」というところにも行くのがもっと秘境っぽくて面白いのかもしれませんが、一人ですし装備もないので、まずは滝まで行って引き返すことに。
富津市梨沢区公民館の駐車場をお借りできるようなので、そこに駐車して歩き始めました。
久しぶりの自然の中の散策は気持ちよく、目に付くものが輝いて見えるから不思議です。
この何気ない木を撮影しているとワンコ2頭連れの男性がやってきました。
私が行こうとしている梨沢不動滝の方から帰ってきたらしいのですが、股下あたりまで水に浸かってワンコを両脇に抱えて歩いてきた、という話を伺いました。
え~!!と思いましたが、よくよく聞くと私が行こうとしている滝より先のことのようなので滝までは行けそうです。
のんびり木の撮影をしてしまいましたが、こんなところで時間を費やしていると帰れなくなると思いとにかく滝に向かうことにしました。
最初は舗装道、そして土の道を歩いていきましたがすぐに河原に下りる分岐点にきました。
河原にはゴロゴロ石があるので歩きにくいのですが、水量がそれほどないので楽そうです。
ピンクリボンが見えるので、これを目印に歩くようです。
舗装道はウォーキングシューズで来ましたが、この辺りから長靴に履き替えました。
どんなところなのかわからないので念のため長靴の方が安全です。
時々、道を見失いながらなんとかそれっぽいところまでやってきました。
この先に目的の滝がありそうですが、やはりここからは長靴でないと無理でした。
川底の浅そうなところを探りながら先に進みます。
段々、秘境っぽくなってきました!
どこを通ったら行けるか?岩は滑りそうですし川は深い。
岩の上を慎重に歩いてついに「梨沢不動滝」にたどり着きました!
千葉にしては、秘境っぽくカッコ良いです~♫
もう少し水量があった方が良かったかも?とは思いますが、なかなか良いエネルギーを感じます。
地層が傾いているのは、何か地殻変動があったのでしょうね。
この滝の先のハイキングコースというのは、滝の左手の岩を登っていくらしいのですが、絶対滑りそうなので、どうやって超えていくの?という感じです。
やはり無理はしないことにします。
しばらく滝を眺めていましたが、暗くなる前に帰らないと辛くなりそうなので、帰ることにしました。
滝がとっても気に入ったので一緒に記念撮影しました❤
ここに来るのはそれほど大変ではなかったので、また水量のありそうな時に来たいと思います。
が、その時はヤマビルはいるのでしょうか?
そう、千葉県にはヤマビルがいるのです。
冬は大丈夫ですが、暖かくなってくると発生してきます。
特に水場は危険。
この場所は富津市なので、ヤマビル危険区域ではありませんが、どこにいるのかわからないのがヤマビル。怖~い
さて、河原沿いをひたすら歩いて戻ってきましたが、既に日が暮れて夕焼けを見ながら駐車場へ。
楽しい探検でした❤
この日は、道の駅・保田小学校で車中泊。
翌朝、もうひとつの秘境「千葉のグランドキャニオン」と呼ばれる場所に行くために道の駅を出発しました。
グーグルマップにはないのですが、下貫沢駐車場に向かいます。
そこは私有地なのですが、所有者のご好意により小さな駐車場として利用できるようになっています。
でも、狭いので10台も停められない感じです。
私が到着したのは8時頃ですが、あと5分遅ければ停められなかったぐらいあっという間に満車になってしまいました。
ハイキングコースとしては、スイセンピーク&嵯峨山に行くコースと途中までは同じなのですが、そこから分岐して小鋸山を目指します。
健脚の方や、山慣れしている人は嵯峨山に行って、更に小鋸山に行くようですが、私は全く自信がないので小鋸山のみです。
出発してしばらくするとロープでよじ登る登山道に来ました。
ロープが切れたらアウトです!
でもロープを信じて登りました。
これを登りきるとその先は整備されたハイキング道でしたが、先程書いた分岐点からは全く整備されてなくてワイルドな道が待っていました。
一応、ピンクリボンが目印になっていたので、それほど道に迷うことはありませんでしたが、ロープで登ったり下りたりするような激しいアップダウン。
勾配がきついので登るのが苦しいし、下るのは滑りそうで足を置く場所を慎重に選びます。
重いカメラ機材のバッグが段々苦しくなってきます。
かなり安易に考えて来てしまいましたが、侮れない秘境への道でした。
それでも尾根伝いに歩くので見晴らしはとても良い。海が見えます。
ところどころ目に付く場面の写真も撮るので更に時間がかかります。
下調べでは3~4時間で行って帰れるということなので、午前中で帰ってくるつもりで食べ物もろくに持ってきていません。
実際は行くだけで3時間かかってしまいました。
かなり体力を消耗したので、途中で帰ろうかと何度思ったことでしょう。
それでもせっかく来たので、頑張って到着しました!
「千葉のグランドキャニオン」または「チバンドキャニオン」です。
あのグランドキャニオンとは月とスッポンではありますが、なかなか壮大な景色です。
へ~、こんなところが千葉県にあったんだ!
不思議な光景。
でも、なんとなく察しがつくと思いますが、かつて石切り場だったところで人工的にできたキャニオンです。
最近はSNSなどで取り上げられているのもあって、かなり多くの人が来ていました。
なので秘境感は薄いかもしれませんが、とても面白い景色です。
私と同じ道から来た人も多いのですが、逆側から(鋸山方面から)来る人も多く、そちらもかなり険しい道のようです。
それでもこれだけ多くの人が来るとは皆さん元気だなぁ~
私にはちょっとオーバーワークでしたので(カメラ機材が重すぎ)もう少し鍛えてから来るべきところでした。
ワンコ連れの人もちらほらいて、すごいなあと思いました。
少し先の岩の上(テーブルマウンテン)に登っている人↓がいたのでそこを目指します。
少し登るのに手間取りましたが、なんとかテーブルマウンテンに登れました。
そのテーブルマウンテンからの眺めも素敵です。
テーブルマウンテンの上で、バナナとおせんべい(それしか無い!)を食べてしばし休憩。
この先の岩山↓が小鋸山のようです。
しかし、もうあの小鋸山に登る元気は残っていません。
このテーブルマウンテンを今回のゴールとしました。
家族連れがお弁当を広げているのを横目で見ながらテーブルマウンテンを後にしました。
再び山道を歩いて帰らなくてはいけないのかと思うと挫けそうではありましたが、自分の足で歩いて帰るしかありません。
登山道が始まるまでの間、目に付くものを撮影。
さあ、この先から登山道が始まります。
歩きやすいようにカメラはバッグにしまって、ひたすら歩き続けました。
「千葉のグランドキャニオン」へのハイキングは、私の撮影人生の中でもかなり大変なものでした。
でも、一番大変だったのは、アメリカのザイオン国立公園内にある「The Subway」という場所に行った時。
遭難するかと思ったほどで、やはり帰り道クタクタになりながら一歩一歩とにかく前に進むことだけを考えて帰りました。
止まっていては絶対に帰れない。
ゆっくりでもいいから前に進む。それしか帰る方法はない。
最後の急勾配の道は暗くなってしまい、ライトで照らされた一歩前だけを見つめてなんとか登り切りました。
あれに比べたら今回のハイキングなんて全然楽だったなぁ、と今になって思います。
さて、最初に書いた分岐点からの下山は楽勝~♫と思っていましたが、急に膝が痛くなってきてやっぱり鍛え方が足りない、と痛感。
それでも無事下山でき、駐車場に戻ってくると、あんなにあった車が全ていなくなり私の車だけがポツンと待っていました。
あ~お腹空いた!
道の駅に戻ったのが三時半ごろでしたが、まだいくつかレストランはやっていたので、ランチを頂くことができました。
お腹を満たして元気になったので、何も無いけれどなんとなく好きな保田海岸に行き夕暮れ時を楽しみました。
富士山は見えませんでしたが、暗くなるまで波の音を聞きながら砂浜にできる波の跡を撮影してみました。
やっぱり海はいいなぁ~
今回は少し長くなってしまいましたが、久しぶりの苦しくも楽しい房総半島撮影記でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました!























