毎日、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
暑い時期にはなかなか外に出るのもおっくうなので7月は取り立てて撮影旅行には行かないうちに8月になってしまいました。
今年は梅雨が短く、アジサイを何度か撮りに行きたいと思いつつもあっという間にドライフラワーになってしまいました。
今回の記事はいつもとは少し違う感じで、ちょこちょこ撮影してきた花の写真を集めて花いっぱいにしてみようと思います。
最初は、今年4月末に千葉県銚子市に撮影に行った時に立ち寄った妙福寺の藤。
境内にはいくつか藤棚がありその中でも、「臥龍の藤」と呼ばれる大きな藤がありました。
根元が龍の寝ている姿に似ていることからですが、野田藤という種類でもともとは京都御所にあったものを移植。
樹齢750年というから驚きです。大きな藤棚は一本の藤からできていて垂れ下がる姿は圧巻でした。
去年の秋にバラを撮りに行きましたが、やはり夏バラを撮りたいと感じ、今年の6月にも行ってみました。
去年の秋に行ったのは京成バラ園で、とても素敵なバラが多くありましたが、春バラの季節は三脚が使えないということで、今回は谷津バラ園に行きました。
谷津バラ園は市営の公園ですので、それほどおしゃれな施設やバラはありませんが、それでもきれいなバラがたくさんありました。
バラは人の手入れによって作られているので「自然感」はないかもしれませんが、良い香りに包まれながらの撮影は本当に幸せな気持ちになります。
今年はいろいろな花の時期が早い傾向にありますが、アジサイもそうでしたね。
アジサイは近所にたくさん咲いているので、お散歩の度に今日はどうかな?と観察しながら歩きました。
アジサイって本当に色んな種類があって面白いですよね。
そして時間が経つと色も変化したりもしますし、最初の方に書いたようにドライフライワーのようにカラカラに乾いてしまっても魅力的な花だと思います。
次は「千葉市花の美術館」の外庭で撮らせて頂いたもの。
雨が降らずに暑い日が続いていたのであまりきれいな花には会えませんでしたが、いくつか目に留まったものを撮りました。
コキアは花ではありませんが、きれいに整列して植えられていました。
秋になり赤くなるのが楽しみです。
そして、最後は、現在も見頃の蓮の花。
オオガハスは千葉市の花にもなっている美しい蓮。
千葉市内の遺跡(現・東京大学総合運動場)から発掘された約2000年前の蓮の種から咲かすことに成功した、という古代蓮。(Wikipedia参照)
上の2枚は千葉市花見川区役所近くの小さな公園のものですが、下の蓮は東京大学旧緑地植物実験室(ハス見本園)で撮影しました。
そこでは色々な種類のハスを見ることができて、最近は毎年のように訪れています。
この日は白い蓮がとてもきれいで(名前を記録してくるのを忘れたのが残念)ピンクの蓮の方が蓮と言うイメージが強いですが個人的には白も大好きです。
見本園のボランティアの方に「今日はタイミングよくきれいに咲いていますよ」と教えて頂いた「舞妃蓮(まいひれん)」。
和歌山県御坊市生まれの蓮で、アメリカの黄花ハス「王子蓮」と「オオガハス」の交配品種。
昭和43年当時の皇太子(平成天皇)に献上され美智子妃殿下が舞う姿のようだということで舞妃蓮と名付けられたとか。
今回は花ばかり(コキアも混ざっていますが・・・)をずらりと並べてみました。
やはり花の撮影は難しい!です。
それでもなんとかきれいに撮ってあげたいという思いだけで撮りました。
花のある生活っていいですよね。
部屋に飾りたいけれど、枯れてくるのが悲しいのであまり私は切り花を飾る習慣がありません。
その代わりと言っては何ですが、狭いベランダに鉢植えで季節の花を育てています。
でも、今年は梅雨がなくいきなり暑くなってしまったので、元気のない鉢があり毎日「元気だしてね~」と話しかけていたら少しずつ花をつけてくれました。
まだまだ暑い日が続きますので、皆様ご自愛くださいませ。
2025年9月30日~10月5日までグループ展に参加します。(東京・南青山)
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