早春の房総 2025

今年も4月に入り、新しい年度が始まりましたね。

3月末は夏のような暑さになり桜もびっくりして咲き始めましたが、一転、冬に逆戻りしたかのような寒さのここ数日で、桜の開花も足踏みと言ったところでしょうか。

さて、先月の終わり頃、いつものように房総半島に撮影に行って参りました。

今回は色々なところを転々と移動して撮影しました。

とは言え、ほとんど以前にも行ったことのある場所で似たような感じですので、代り映えしないかもしれませんが、載せていきますね。

 

まず、最初に訪れたのは「笠森観音」で、四方懸造という珍しい建築様式のお寺。

以前、訪れて雰囲気が気に入りましたが、雨が降ってきてあえなく退散したことがありました。

周囲には国指定天然記念物笠森自然林という森やハイキングコースがあるので、そこを歩いてみることにしました。

 

お寺に行く参道の階段にあった力強い杉の木。

 

急な階段を上る笠森観音にお参りしてから周囲を散策。

ハイキングコースは照葉樹林になっていて久しぶりに森林浴を楽しめました。

 

根っこがユニークな樹。

 

日も暮れて暗くなり始めましたが、落葉した白い木が浮き上がって見えたので遠くから撮影。

夏になると緑に生い茂ってしまうのでしょうけれど、若葉がでてくるまで白い枝の姿が美しい。

 

翌朝、お気に入りの九十九里浜の一部である「一松(ひとつまつ)海岸」での撮影。

ここは、オリンピック東京2020でのサーフィン会場になった海岸より少し北に位置しますが、朝早くからサーファーが繰り出してきます。

 

前回、訪れた時は引き潮でしたので、遠浅の美しい砂浜を撮影できたのですが、今回はどちらかと言えば満ち潮で、さらに空がモヤっとしていたので思ったような景色を撮ることはできず、残念。

それでも夜明け時は本当にきれいで、早起きしてよかった!と思う瞬間ですね。

 

空がスッキリしませんでしたが、穏やかながら太陽光が輝いてくれました。

相変わらずマイブームの泡写真です。

 

朝食を頂いた後は、お気に入りの雀島へ。

以前は右の小さな岩と左の大きな岩ふたつの夫婦岩になっていましたが、左の岩が崩れて子供が生まれた家族岩になってしまった場所。

この岩があるだけなのですが、近くに来たら必ず立ち寄りたい私のパワースポット。

そして、今回は一番左の子供岩に鳥が一羽とまっていたので、それをずっと撮影していると、もう一羽やってきて合唱(?)なのか口を開けてる姿が面白くて撮影。

 

 

そして、次に向かったのは小浦海岸。

ここは、YouTubeで知って、以前から行ってみたかったので探検気分で行ってみることに。

トンネルを抜けていかなくてはいけない「千葉の秘境」と言われているので、一人で行くのはちょっと不安でしたが、行ってみると多くの人が来ていて普通に行けました。

絶壁に囲まれたプライベートビーチ感のある素敵な海岸です。

 

そこで見つけたユニークな岩が素敵だったので撮影。

ここの砂浜の砂は少し黄色がかっていて、粒も大きくてとてもきれいです。

よく行っていたカリフォルニアのビーチの砂に似ているので、朝日が当たると黄金に輝いてきれいなのではないかな?と思います。

それを撮りにいつか早朝に来てみたいけれど、その時は暗い道、暗いトンネルを抜けなくてはいけないだろうから怖いかも・・・

気持ちのよいビーチだったのでつい長居をしてしまいましたが、夕暮れはやはり西の海岸に出たいので、急ぎ房総半島を横断。

あ~でもお腹が空いた!ついつい昼食を食べそびれてしまう。

途中、道の駅「保田小学校」でトイレ休憩とお菓子をつまんで保田海岸に向かいました・

波の水って面白い。

太陽が後ろにあると水が透けて見えてきれいになるのでそれを狙っているのですけれど、なかなか上手くピントが合わない!

 

日が落ちた後のマジックアワーが美しい。

本当はこの海岸から富士山が見えるので、シルエットをここに添えたかったのですけれど、この日はやはりモヤっとした空で富士山は姿を現してはくれませんでした。

それでも靄のディフュージョン効果で柔らかい雰囲気に撮れたのでそれはそれで良しとしようと思います。また行きます。

 

というわけで今回は盛沢山な撮影ポイントになりましたね。

前回は極寒の撮影であまり楽しむことができなかったのですが、今回はほどよく暖かい中での撮影でとても楽しめました。

 

今年は花粉症がひどかったのですけれど、最近は少し落ち着いてきました。

季節の変わり目、ご自愛くださいね。

では、また~

 

 

 

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