2025年巳年となりましたね。本年もどうぞよろしくお願いいたします!!
さて、昨年11月の初め頃、千葉県九十九里浜に行ってきました。
九十九里浜は66キロにも及ぶ長~い砂浜で私の大好きな場所です。
本当に砂浜しかないのでどこも同じ、と思われるかもしれませんが、浜の雰囲気や波の出来方などちょっとずつ場所によって違っているような気がします。
まず、最初に行ったのは白里海水浴場(大網白里市)。
早朝、夜明け前から浜に出てみました。
九十九里浜はどこも遠浅なので砂浜をゆっくりと波が引きうっすらと水を張った水鏡になり、雲の反射がとても美しい。
波が寄せては返す砂浜の変化が面白く、飽きることなく撮影してしまいます。
波紋と呼んでよいのかわかりませんが、こんな↑模様になったり、光の色をくっきりと映し出す鏡↓が美しくうっとりしてしまいます。
水鏡に再び波が被るときれいな波紋がまたできる、といった具合です。
砂浜にはもちろん貝などもあって波が引く度に素敵な「何か」が現れます。
この海には岩場が無いのであまり鳥はいなかったのですけれど、急にチュチュチュっとかわいらしい鳥達がやってきて足早に去っていきました。
砂浜でも潮の干満はあるので、ずっと撮影をしていると波の位置も変わってくるし、太陽の位置や雲の様子も変わってくるので、風景はどんどん変化していきます。
水に映る光や空、その上にできる泡などどこを見ても楽しい。
そして、少し引き潮になってきたのか、砂浜の模様の出来方も変わってきました。
夢中になって撮影していると時間がかなり経っていて、ごはんも食べていないことに気が付き、ここで撤収です。
駐車場に戻る途中、風紋を見つけてしまい、またまた撮影。キリがない。
アメリカの広大な砂丘を思い出しながら、足跡のないところを探し狭~い範囲の風紋を太陽の位置を見ながら(かっこよく風紋が浮き出るように)撮ってみました。
話は変わり・・・
九十九里浜は直線ではなく弧を描くように微妙に湾曲しているので、場所によって太陽が昇ってくる方向、沈む方向が様々です。
白里海岸はその日の朝日がほぼ正面から昇ってくる海岸だったので選びました。
そして、夕日はこの浜では私の背中に向かってまっすぐ太陽が沈まないので、真後ろに太陽が沈む場所に移動することにしました。
(説明がわかり難くてすみません。図で説明できると良いのですけれど・・・とにかく海岸を少し南下しました。)
次に向かったのは、一松海岸(長生郡長生村)で、ここは以前にも来たことがあったので馴染みがあります。
とはいえ、ただの砂浜であることには変わりません・・・(笑)
朝昼兼用のごはんをのんびり食べていたので、一松海岸に来るのが遅くなりあっと言う間に日没時間が近付いてきました。
雲が多くなってきたので太陽が隠れてしまい、暗いだけの夕日になってしまうかも?と少し不安に。
でも、徐々に東の空が金色(黄色?)に輝き出しまずまずの夕暮れになってくれました。
そして、雲があるおかげで雲の間から太陽光が差し込んだ瞬間、ちょっとドラマチックな感じになりました。
そんなドラマチック現象も数回で終わり、暗くなってきてしまいました。
暗いだけの夕暮れもカメラで撮るとうっすらとピンクに色付いていることがわかります。
もっとずっと撮っていたかったけれど暗くなってきたのでこれで終わりです。
暗い海にひとりでいるとやはり少し怖い気もしますが、この海岸では釣り人がパラパラいるので不安はあまりありません。
でも、日没前後は急に風が吹いてきたり、波が激しくなったりと急な変化があるので注意が必要ではあります。
こんな感じで一日中海岸撮影を満喫しました。
太陽、雲、潮、風などなど条件により様々な風景が現れて飽きることなく撮影することができるので、 何もない海岸でもまた何度でも行ってみようと思います。
今年もまたマイペースで撮影していきますので、よろしければお付き合いくださいませ。