先日、ホームページのスライドショーの写真を新しくしました。
撮影場所は、群馬県立赤城公園にある覚満淵(かくまんぶち)
初めて訪れたのは去年の7月。
本当は赤城山(黒檜山・くろびさん 1,828m)に登山するつもりだったのですが、雨上がりの険しい山道を犬と一緒に登ることができなくて、他にどこか行くところがないかと立ち寄ったのがここでした。
何の特徴もない小さな池と湿地なのですが、(後で知るのですが)小尾瀬と呼ばれるほど、なんとも言えない素敵な場所でした。
木道が湿地の周りにめぐらされていてそこをのんびり歩くのがとても楽しい。
鳥のさえずりが天国のようです。
しかし、居心地の良い場所ではありますが、写真撮影に向くほどフォトジェニックではなさそうです。
対岸の数本の木を木道から撮るのが唯一、絵になる感じです。
木道はこんな感じです。
かなり古いのか、傾いていたりして少し怖いところもあります。
そして、夕暮れの時間になると雲がモクモクと面白く広がってくれました。
この池は風がないと鏡面のように景色をきれいに反射してくれるので上手く使うと面白くなる可能性がありますね。
そして、最後には空一面きれいに赤くなりました。
この場所は、標高1,400mぐらいなので、日が暮れるころには7月だというのに気温が下がり寒いくらいになりました。
そうすると湖面に蒸気が立ち始め素敵になりましたが、これを表現するのは難しい!
暑い関東地方から逃れて涼しいところに行きたくてなんとなくやってきた赤城山。
思いがけなく素敵な場所に出会えました。