2019年4月 ホームのスライドショーを変更しました。
これらの作品は、2017年秋にヨセミテ国立公園に行って撮影したものです。
ヨセミテ国立公園は大好きな公園ですが、写真撮影はとても難しく、いつも苦労しています。
私がカリフォルニア州に住んでいた頃、単なる観光客として初めてヨセミテを訪れた時、岩やスケールの大きさに圧倒されて、頭が痛くなったことを覚えています。(単に空気が薄かっただけかもしれません。笑)
そして、ヨセミテの中で特に好きな場所がこの↓オルムステッドポイントです。
面白い模様のついた岩場にゴロゴロと岩が転がっていて、木が岩場に根を張って一生懸命生きている姿は心惹かれますし、この岩場からヨセミテのシンボル「ハーフドーム」を見ることもできます。
人気スポットのため夕方のサンセットタイムには人がたくさん来るので、写真を撮ろうとしてもなかなか良いアングルで撮れなかったりしますので、この時は早朝、夜明け前から訪れてみました。
誰もいないオルムステッドポイントを独り占めしての撮影は楽しかったですが、あっという間に夜があけてしまいます。
この作品は丁度、月が沈みかけたところを撮ることができワンポイントになったかな、と思います。
このオルムステッドポイントを撮影して、ホテルに帰る途中、ツララを発見!したので車を停めて写真を撮りました。
ヨセミテの好きな場所として次にあげたいのは「センチネルドーム」というこれまた岩場です。
ここは夕日がとてもきれいに見える場所ですが、駐車場から少しハイキングをしないと行くことができません。
私はこの時、ドーム頂上に登っていく途中に生えている(いや正確には突き刺さったまま死んでいる)木の写真↓が撮りたくてこの場所まで行き日没近くまで撮影していましたが、あまり冴えないのであきらめて頂上まで行きました。
↑↑こんな感じに急勾配の岩場を登っていくのですけれど、結構、息が切れて大変なんです。
このセンチネルドームからもヨセミテのシンボル「ハーフドーム」を間近に見ることができます。
この日は山火事があったのか、煙が公園中に漂っていて、雲のようにハーフドームを隠していました。
この場所に行くのに息を切らせて登らなくてはいけないにもかかわらず、多くの人が訪れてサンセットタイムを楽しんでいました。
素敵な夕暮れと絶景を楽しめるので、頑張って行く価値はあります。
でも、夕日までこの場所にいると、暗い中を迷いながら駐車場に戻らなくてはいけないのが少し怖いのですけれどね。
センチネルドームの後、ヨセミテバレーに来てみると、なんだか岩場が光っている?!と思い、車の外に出て岩を見ると、やはり光っていました。↓↓(写真をクリックして拡大)
ヨセミテの中でも、ロッククライミングで有名な「エルキャピタン」という岩山なのですが、そこを夜通しロッククライミングしているらしい。
私は絶対ロッククライミングなんてできないと思っていますが、命綱なしであっという間に登ってしまうスパイダーマンのような人もいますからね~
「ロープなしで900mの絶壁を初登攀、米ヨセミテ」NATIONAL GEOGRAPHIC
話を光に戻しますが、岩に点在する懐中電灯と夜空の星のコントラストが面白いな、と思って写真を撮りました。
ヨセミテバレー内の木々や滝も面白い被写体ですが、もう少しゆっくり滞在して、散策しながら撮影したいところです。
今回の旅行は、色々な場所を駆け足で回っていく計画にしてしまったので、これでヨセミテは終わりで次の撮影地に移動しました。